生産者組合について
キオスマスティック生産者組合は法1390により全員加入型の農業協同組合として1938年に設立され、ギリシャ国内外における天然のマスティックを独占管理することができる代表的な組織です。
キオス島南部の24のマスティハ村からなる20の組合は、マスティック生産者組合の代表的な組織です。
今日、キオスマスティック生産者組合はおよそ4850の会員からなり、
北部エーゲ海周辺では最大の組織です。
取り組み
協会の主な仕事と支援活動は以下の通りです。
農業の生産に関する組織化と経営について
マスティック生産者組合に提供されるサポート全般
マスティックとマスティックに関する商標の法的保護と取引について
マスティックの特性、効果、様々な用途と同様に、他の常緑低木に関する
科学的調査のサポートと調整
天然マスティックの選別、梱包、販売に加えて、ELMA商品の
デザイン、製造、販売も行います
新商品の開発とリサーチ
マスティック商品の生産と販売(マスティックオイル、マスティックオイル
フレーバー、マスティックパウダー、マステック飲料水を含む)
協会はキオスの天然マスティック、マスティックオイル、マスティック飲料水、
マスティックパウダーとELMAチューイングガムを製造、梱包、販売を行います。
それらの販売活動は輸出に重点を置き、キオス島で生産されるマスティックの約65%は海外市場へ輸出されます。
協会は、マスティックに関する製品はPDO製品と認められたものとして、言及する価値があることを宣言しています。
投資
過去10年の節目と、その後年間を通じた努力によって、キオスマスティック生産者組合は初期の協会再編を実務面で完了し、理想の状態に修復し利益を生み出せる状態に回復しまた。
今日マスティック生産者組合の運営方針は、中長期の展望での発展と再編です。事業計画における基本的方針は1,000万ユーロの予算と共に承認され、その予算の実行は協会ができるだけ速やかに安全に、マスティックの売上げと生産を高いレベルまで導くことが期待されます。これにより、マスティック生産者の
今後の安定を保証できます。
このコンセプトに沿った最初の協会の新しい製造施設は、キオス島のKardamada地区にあるチューインガム製造工場であり、重要な投資です。
様々な戦略的フレームワーク内の観光事業共同出資プロジェクトにおいて、キオス島内にマスティックミュージアムを設立することが、2009年9月21日に
決定されたことが最も注目すべき事柄でした。
キオス島の新しい≪マスティックミュージアム≫の創案と運営はマスティックの
伝統的栽培方法を守ることや、キオス島の農業に関する観光事業案内、
マスティックに関する様々なデモストレーションを行うこととなります。
それに加えて、マスティックミュージアムの景観や建物はマスティックの文化に
密接に関係しており、現地の人々の生活向上と景気をより良くする事も
目的としています。